

育休から復職される方は、久しぶりの職場への出社は不安と緊張でいっぱいですよね。
- 当日の挨拶で気を付けるポイントは?
- 手土産はいる?
- そもそも当日までにも挨拶しておいた方がいい?
- 復帰後職場で気をつけた方がよいことは?
などなど、疑問点がいっぱいだと思います。
今日は、職場復帰時の挨拶や当日の流れなどについて、2回復職を経験した私の体験談を踏まえて紹介したいと思います。
育休明け挨拶で押さえておくべきポイント3つを紹介!


【大前提】シンプルかつ謙虚に!自分語りはNG
育休からの職場復帰初日の挨拶は、大前提としてあくまでシンプル&謙虚に、自分語りは一切せず、さらっと挨拶することが大切だと思います。



育休から復職する本人にとっては一大イベントであっても、他の人からすると、「いつも変わらない1日の始まり」でしかないよ。シンプルにいこう!
ただ、シンプルな挨拶の中でも押さえるべきポイントは3点あります。
オーソドックスな文例とともにお伝えします。


復帰時の挨拶で押さえておきたい3つのポイント
①「感謝」の気持ちを伝える
まずは、初対面の人もいる可能性もあるのできちんと名前を述べたうえで、育休で休ませてもらったことに感謝を述べます。
ここは一番気持ちを入れて伝えるべきところなので、ゆっくりと、真摯な話し方で伝えるとより◎です。
感謝の気持ちの前に「ご迷惑をおかけしました」と一言伝えても良いかもしれませんが、
- 謝罪を伝えると重くなりすぎてしまうこと
- 育休をとることは悪いことではないこと
以上の理由から私は謝罪はなくても良いかなと思います。
②「復帰後の働き方」について伝える
短時間勤務で働く人は、この場で自分の勤務時間を伝えておいた方が、その後スムーズに働けます。
また、子供の突発的な体調不良による急な休暇・欠勤は必ずといって起きるものです。
好みの問題ではありますが、ここで示唆しておいた方が自分としては働きやすいと思います。
③「今後の意欲」を伝える
今後前向きに頑張って働きたいと思っている気持ちを伝えて、終えます。
ただ、ここで力みすぎると、後で自分の首を絞めることになります。(経験談)
例えば、
「一刻も早く皆の戦力となるように、一生懸命頑張りたい」と私は1回目の復職のときに伝えたのですが、正直、短時間勤務で働く時点で復職前と同じようなバリバリの働き方は難しいです。
フルタイムで残業もがっつりこなす!という働き方をされる方は別ですが、私の場合は短時間勤務で自分としても「バリバリの戦力を期待されても困るな・・・」と思っていたのに、力んだ挨拶をしたことを少し後悔しました。
なので、2回目の復職のときは、さらっと伝えるだけで終わりました。
復帰時の挨拶文例紹介


文例① 【シンプルバージョン】
本日、育児休職から復職することになりました〇〇です。 1年間という長い間お休みをいただき、本当にありがとうございました。
当面の間は、9時~16時30分までの短時間勤務で働かせていただくことになりました。
子供の体調不良などで引き続きご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、精一杯頑張っていきたいと思います。
今後どうぞよろしくお願いいたします。
文例② 【丁寧バージョン】
本日、育児休職から復職することになりました〇〇です。
1年間という長い間職場を離れ皆様にはご迷惑をおかけしました。また、育児に専念させていただき本当にありがとうございました。
当面の間は9時~16時半までの勤務となり、また、子供の体調不良などでも引き続きご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。
少しでも早く勘を取り戻すべく、精一杯頑張りたいと思いますので、皆さま今後どうぞよろしくお願いいたします。
NG文例
本日、復職することになりました。 (←初対面の人からすると、「誰?」)
1年間お休みをいただき、職場の皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした。(←ちょっと重い)
子供は1歳になり歩き回るようになりました。自己主張もするようになってきたところです。(←子供がいない人からすると、全く興味のない話。不要)
休職中は、育児の合間を縫って自己啓発に励んだりもしましたが(←アピール不要)、
今後ご迷惑をおかけすることもあると思います。
ですが、一刻も早く皆さまの戦力となるべく、一生懸命頑張っていく所存ですので、どうぞ今後よろしくお願いします。
挨拶はいつする?


職場によって異なると思いますが、朝礼がある場合は、その場で上司から促されて挨拶するのが一般的だと思います。(私もそうでした。)
ただ、久しぶりに出社して、朝礼が始まるまでデスクでぼーっと待っているのも少し居心地悪いですよね。
私は、デスクに荷物を置くなり、直属の上司・所属メンバー→近隣の役職・所属メンバーという順番で、簡単な挨拶に回りました。
そのときは、一人ひとりにするというよりかは、机ごとに回り、
「今日から復職することになりました〇〇です。よろしくお願いします!」と一声かけるような簡単なものにしておきました。
手土産は必要?
手土産を持ってくる文化が職場にあるかにもよりますが、持っていくと話のタネにもなり良いと思います。
私は、1人目のときは2~3千円のお菓子を持っていきましたが、2人目のときは面倒くさくて持っていきませんでした(笑)
持っていくとすると、
- 日持ちするもの
- 万人受けするもの
が良いと思います。
ヨックモックが嫌いな人は聞いたことがありません!ああ、食べたい・・・
マドレーヌも万人受けするし、腹持ちもするので喜ばれそうですね。
どんな服装で行く?
普段私服の職場であれば、スーツで行く必要はないとは思います。
が、私は気持ち綺麗めなワンピースで初日は行きました。
※ワンピースで行くと、妊婦に間違われる可能性があるのが難点です。。
ちなみに、翌日からは、朝夕のバタバタタイムに備え、”走れる”服装になりました(笑)
そもそも、復帰前に職場への挨拶は必要?
これも職場の慣例によると思うので、上司や先輩にあらかじめ相談はした方がよいとは思います。
が、私は2度とも職場への挨拶はしませんでした。
ただ、上司とは電話で復職日や時短の時間などを相談していたのと、仲良い先輩には個別でLINEをしておきました。
もし、職場に仲の良い先輩がいるのならば、LINEでも十分なので、簡単な挨拶(復職日の連絡もかねて)をしておいた方が自分が職場に向かうときに気持ちが少しラクです。
復帰直後の職場で気を付けるべきこと


子供の話は自然なタイミング以外しない
正直、育児中は子供のことで頭がいっぱいだと思います。
ただ、職場には独身の人・子供がいない人もおり、はっきり言って子供に興味がない人も多いです。
子供の話をしたいのは山々だとは思いますが、子供の話をするのは子供がいる人とだけにした方が職場からの心象は良いと思います。
※ただ、「風邪をひいている」「お迎えコールがあるかも」などという子供の体調に関わることは小出しにしておいた方が、突発的な休みをもらうときにも理解が得やすいです。
早く帰るイメージづくりが大切
何事もイメージ戦略は大切です。
復職して、仕事も慣れないし頑張りたい気持ちもあるとは思いますが、「定時になれば早く帰る」印象をつけておくことは重要です。
「あの人は復職したところだけど、何だかんだ残業はできるんだな」と思われると、どんどん定時前にも関わらず仕事をふられるので注意が必要です。
まとめ
以上、育休からの職場復帰時の挨拶や当日の流れなどについて、体験談も含めて紹介しました。
職場の雰囲気にもよるとは思いますが、挨拶においても、職場での立ち振る舞いにおいても大切なのは
- 久々の職場だからと力みすぎないこと
- (育児のことばかり話すなど)自分語りをしないこと
だと思います。
長く働くためにも、最初はゆっくり走り出した方が息切れせずにすむので、ぼちぼち頑張りましょう!
以上、どなたかの参考になれば嬉しいです。




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