我が家の上の子(現在5歳)は大の宇宙好きです。
もはや、私なんかでは知識が及ばないところまで突き進んでおり、「好きなこと」に没入できている我が子は本当に楽しそうで幸せそうです。
ただ、宇宙向けの本は難しい本なども多く、子供の興味・好奇心に合ったものをどうやって選べば良いか迷われる方も多いかと思います。
そこで、今日は宇宙好きの子供向けのコンテンツ(絵本・図鑑、グッズ、動画など)を興味の段階に合わせて紹介したいと思います。
▼先にイメージだけお伝えしておくと、こんな感じです。


子供が宇宙に興味を持ったきっかけ
乗り物好きが転じて、ロケットに興味を持つように


1歳前後から、鉄道やはたらく車などの乗り物が大好きでした。
言葉が喋れるようになる前から、「ゆふいんの森!」「ラピート!」などと言えば、図鑑でその写真を指差すような、大の乗り物マニアです。(今もですが・・・)
年少(3歳)の頃から、小学館ののりもの図鑑の最後の方に載っているロケットのページに興味を持つようになりました。
そして、ロケットから、宇宙へと興味がつながっていきました。
宇宙好き子供に!「初期」にぴったりのオススメのもの
興味の持ち始めの時期は、シンプルでインパクトのあるツールが◎


子供にとって「宇宙」とはとても理解のしがたい、難しいものだと思います。



今、目の前で起きていることすら理解できないこともあるのに、実際に自分が見えないところにある宇宙は、想像力を使うし、なかなか最初から簡単に理解できないよね。
なので、初期にぴったりのは、とにかくシンプルで分かりやすく、インパクトがあり子供心をつかむものだと思います。
宇宙に興味を持ち始めた子供におすすめの『絵本』
①うちゅうはきみのすぐそばに
親も適宜解説しながらであれば、3,4歳~でも読めると思います。
そもそも宇宙って何?どこにあるの?というところを深めていく絵本です。
一つの風船をたどりながら、地上から空へ、そして宇宙へと場面が進むので、宇宙についての理解がスムーズに進みます。
また、絵もとてもきれいので、読み聞かせをしていても、この絵本の世界に吸い込まれていくような気持ちになります。
②たんけん絵本 種子島ロケット打ち上げ
こちらは漢字も入っているので内容は少し難しいのですが、簡単な言葉で読み聞かせをすれば、4,5歳~OKだと思います。
種子島宇宙センターからロケット(H-ⅡBロケット)が打ち上げられるまでを描いた絵本です。
我が子はロケットから興味を持ったので、ロケットの種類やできる工程まで描かれたこの絵本はドンピシャでした。
最後は、見開きのページもあるのでインパクトもあり、子供心をつかみます。
宇宙に興味を持ち始めた子におすすめの『動画』


宇宙はイメージが湧きにくいものだからこそ、動画は宇宙がどんなものかをイメージするのにぴったりなツールだと思います。
動画の中でも、子供向けの宇宙解説動画はありますが、「宇宙ってどんなもの?」というのを端的にイメージするために必要なのは、アニメや言葉での解説ではなく、ただ壮大な映像に限ると私は思います。
実際に、我が子は、子供向けの宇宙解説動画よりも、以下のような動画が好きでした。



じっくり見るというよりかは、「すごいね!」「地球より大きい星がこんなにあるんだね!」「ロケット発射成功したね!」と感想を言い合いながら見ていました。
③[4K] 宇宙旅行「8K絶景体感 宇宙」~BS4K8K~
④【比較】宇宙の大きさと凄さを体験する動画
⑤ロケットの一生 (The Life of a Rocket)
宇宙に興味を持ち始めた子供におすすめの『グッズ』


宇宙に興味を持ち始めた頃、より身近に思ってもらおうと思って購入したのがこちらでした。
⑥おうちが宇宙図鑑(リビング学習用ウォールステッカー)
こちらは
・太陽系の大きさ比べ
・宇宙船の中から見た光景
・かわいいロケットなど
などのステッカーがあり、家の中の至るところに貼りました。
単純に太陽系の大きさが一目瞭然で分かるので便利ですし、何より子供のごっこ遊びによく使われていました。



このステッカーを眺めては、我が子は宇宙への思いを馳せているよ!
ただし、剥がれやすいので注意。ツルツルした場所に貼った方が長持ちするよ。
宇宙好き子供に!興味を「深化」させる時期にオススメのもの
宇宙への興味を深めていくためには、図鑑が◎


すっかり宇宙好きになった子には、さらにその興味・知識を深めていくツールが必要になります。
中でも、図鑑は網羅的に情報収集することができるので、この時期にはぴったりだと思います。
また、ある程度知識がついてから博物館や天体観測などに実体験も交えていくと、さらに理解も深まります。
⑦はじめてのうちゅうえほん
本格的な図鑑の前に、1クッション挟むならばこれ!という本。
子供が宇宙について抱く疑問をストーリー仕立てで説明しているので、幼児でもわかりやすいです。
前半は月と太陽系の星を紹介しており、後半は、地球の成り立ちや人工衛星、国際宇宙ステーションなどの説明があり、シンプルながらに網羅的に学ぶことができます。
⑧小学館の図鑑NEO〔新版〕宇宙DVDつき
我が子はひたすらこちらを見ています。
宇宙とは何か?から、太陽系の惑星、系外惑星、銀河、宇宙観測、宇宙への進出(ロケットや宇宙ステーションなど)について、大人でも聞いたことのないような情報も網羅的に盛り込まれています。
まだ一人で本を読めない子でも写真を見るだけで楽しいでしょうし、読めるようになったらどんどん知識を吸収することができます。
また、DVDも素晴らしく、中でも大西宇宙飛行士の体験談・メッセージなどが子供はお気に入りのようです。
(参考)宇宙 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE)
我が家は持っていないのですが、講談社のMOVEの宇宙図鑑も、写真や映像が迫力があると評判です。
⑨世界で一番美しい深宇宙図鑑
こちらの「世界で一番美しい」シリーズの図鑑は、とにかく写真がきれいです。
宇宙図鑑についても写真が美しく、思わず親子でうっとりと見とれてしまいます。
ただ、こちらは読み仮名がふっていないことや内容も難しいことから、対象は小学校高学年~だと思います。
⑩JAXA 宇宙科学研究所サイト「ウチューンズ」
こちらはJAXAの公式ページにある子供向けのサイトです。
ややサイトの作りは古いのですが、図鑑のような知識をネットでも得ることができます。
動画などもリンクされているのも便利です。
ただ、漢字表記(フリガナなし)なので、幼児は親と一緒に見ることにはなると思います。
⑪JAXA 宇宙教育センター発刊「宇宙(そら)のとびら」
JAXA宇宙教育センターが発刊している、「宇宙(そら)のとびら」は、話題の宇宙・航空関連情報のほか、著名人のインタビュー、全国各地の宇宙教育活動や天文観測情報など、宇宙・航空・天文につながるトピックを分かりやすく発信しているものです。(年4回発刊)
上記サイトでも、PDFが無料で閲覧できますし、送料を負担すれば個別発送も可能なようです。



海外にいながらも、PDFで無料で閲覧できるのは本当にありがたいよ!
漫画もあり、子供は気に入っているよ。
⑫宇宙科学博物館、天文台などに足を運ぶ


宇宙科学博物館に実際に足を運んでみたり、天文台で天体観測をしてみるのも、さらに興味を湧かせ理解を深める良い方法だと思います。
有名な博物館を3か所紹介しますのでお近くにあれば是非足を運んでみてください。
▼JAXA筑波宇宙センター
▼日本科学未来館


▼岐阜かかみがはら航空宇宙博物館


まとめ ~タイミングよく、ツールを渡してあげよう~


宇宙に限らず、子供の興味・好奇心の芽を伸ばし、好きなことに没頭させてあげるには「タイミング」がとても重要だと感じています。
親が付きっ切りで何かをする必要はもちろんありませんが、「好きそうかな?」と思うことがあれば、その興味を深化させるようなツールをタイミングよく渡してあげるのは、親が唯一できる努めかなと思っています。
宇宙に興味を持つと、本当に世界が広がり(科学や地理にも興味が広がる)とても良いことだと思うので、親として応援してあげたいところです。



「宇宙飛行士になるためには、いっぱいご飯食べて大きくならなくちゃね!」など、いろんな場面で叱咤するために使えるしね!(笑)
以上、ツール選びはなかなか難しいですが、ツールの内容や、そのチョイスの仕方など、どなたかの参考になれば嬉しいです。






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