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「Michi」junaida~子供の想像力をかきたてる絵本~【レビュー】

上の子が3歳のときにお迎えした、junaidaの「Michi」。

言葉がない絵本で、でもストーリーはあって。

普通の絵本とはちょっと違う、不思議な魅力に親子ともに虜になる絵本です。

今日はそんな絵本「Michi」を紹介します。

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目次

junaida(ジュナイダ)さんとは

junaidaさんは、京都在住の画家です。

絵本も2018年に「Michi」、2019年に「の」を出版されていますが、画家としての活動が有名なようです。

1978年生まれとのことなので現在40代前半です。

Michiの画を見ていただいても分かるように、とても細やかで繊細、でも見る人の想像力を描きたてるような画を描かれる画家さんです。

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「Michi」の概要

概要

タイトルMichi
作者junaida
カテゴリ絵本
定価本体2,300円+税
ページ数46ページ
初版年月日2018年11月15日
出版社福音館書店

特徴① 文字がなく、解釈が自由

想像して楽しむ絵本

まず、この絵本の大きな特徴として、文字が一切ありません。完全に、絵だけの絵本です。

表紙と裏表紙に「Michi」「みち」と書いてあるのみです。

購入時、3歳だった上の子に「これは言葉がない絵本なんだよ。自分で想像して読んで楽しむんだよ。」と話すと、不思議そうにしていましたが、そのあと夢中で見入っていました。

文字はないが、ストーリーはある

ストーリーはあります。

表紙(「Michi」と書いている側)からは男の子、裏表紙(「みち」と書いている側)からは女の子が出発する絵となっています。

表紙・裏表紙それぞれのページからの道がつながっていて、ちょうど真ん中のページで男の子と女の子が出会うという流れになっています。

その出会う過程に、時としてファンタジックな世界が繰り広げられており、読み手は男の子、女の子とともに冒険をしているかのような気持ちになります。

その男の子と女の子が出会ったのは偶然なのか、必然なのか―。

絵本中に現れる世界、登場人物、生き物などの解釈も全てが自由です。

我が子は空想するのが好きなタイプだから、購入時の3歳から今(5歳)も、Michiの絵本の世界観にどっぷり入っては出てこないことがあるよ(笑)

▼表紙(男の子の出発点)

Michiの内容説明

▼裏表紙(女の子出発点)

Michiの内容説明

特徴② いつまでも見ていられる繊細で奥深い画

なんと言っても絵が繊細で奥深く、美しいです。

いわゆる「子供向け」の絵本にあるような絵ではなく、大人も楽しめるような本格的な絵本です。

子供にとっては楽しくない絵かな?と最初は思ったのですが、我が子はすっかり気に入っています。

特徴③ 表からも裏表紙からも読める

上述のように、表紙からは男の子、裏表紙からは女の子が出発するストーリーになっています。

上の子も「今日はこっちから~」とその日の気分に合わせて読み始める方を決めていました。

特徴③ 重厚感のある紙質

お値段が絵本にしては少々高めなこともあり、素材もしっかりしています。

厚手の破れにくい紙質で、ずっと大切に持っていたくなるような手触りです

「Michi」の楽しみ方

普通の絵本とは少し違ったタイプのものなので、様々な楽しみ方があります。

我が家の楽しみ方を参考までに紹介します。

迷路のように指でたどって楽しむ

たくさんの道があるのですが、連続するページは道がつながっています。

次のページに続く道にたどりつくように、迷路のごとく指でたどりながら読み進めていく、というのが楽しみ方の一つです。

迷路好きな子はハマるかも!迷路のように本当にたくさんの道があるよ。

登場する様々な人物・生き物を見つけて楽しむ

最初は主人公の男の子、女の子を各ページの中から探すだけでも一苦労です。

他にも本当にたくさんの人物・生き物・物が描かれているので、面白いものがあれば「あっ、こんなのあったよ!どこだ~」と息子と言い合っては探し楽しみました。

「ウォーリーをさがせ」「ミッケ」のような楽しさもあるよ。

好きなページの世界観にどっぷりつかり楽しむ

お城や海中の街、音楽の街、川の街など、さまざまな場面が描かれています。

好きなページを眺めながら、とことん想像をしてみる。それも楽しみ方の一つだと思います。

「Michi」はこんな人におすすめ!

まず大前提として、絵本ではありますが、子供だけでなく、大人も楽しめます。

想像することが好きな人・子供

セリフがない絵本で、想像力を搔き立てられるのがこの本の最大の魅力です。

想像力豊かで、想像することが好きな人や子供にはとことん楽しめる一冊だと思います。

絵画・建築が好きな人・子供

繊細で奥深い絵画に引き込まれます。もはや「絵本」という枠組みを超えているような気もします。

また、建物も細かに表現されているので、絵画や建築が好きな方は、ただ絵を見ているだけでも楽しいと思います。

プレゼントとして

少し絵本にしてはお高いということもあるので、ちょっとしたプレゼントに選ぶと喜ばれると思います。

まとめ

幼児でも、そして親も楽しめる「Michi」。

きっと子供が大きくなってからも楽しんでもらえるのではないかと思います

我が家も、大切な1冊として、これからも読んでいきたいです。

以上、どなたかの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

●オーストラリアにて2人の幼児を育児中(駐在)
●子供の「好き」を基軸にしたゆるい知育を取り組み中
●子供は本好きで、家には1000冊近い絵本あり
●知育玩具も大好き
●50冊近くの育児書を読み、良いと思ったことは進んで実践中

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