

子供が年少になったときに、おしたくボードを作って、自分の身支度は自分でするように仕向けていきました。
もちろん、最初はスムーズにいかないことも多く、また、時間がかかることもありましたが、今では「自分のことは自分で」という習慣がついてくれました。
今日は、ダイソー(百均)で作った「おしたくボード」とその効果について綴りたいと思います。
おしたくボードを作ったきっかけ
年少になったので、自立への一歩を


我が子は保育園に通っていたので、2歳児クラスから3歳児クラス(年少)に進級するだけで、大きな変化はなかったのですが、やはりそれでも先生方からは「お兄ちゃん・お姉ちゃんクラスになったね」という意識付けのようなものはされているようでした。
親としても、「年少」になるというのは、一つの区切りのような気もしていて、これを機に自立の一歩を踏んでほしいし、自分の支度を自分でしてくれたらラクだなと思っていました(笑)
下の子が産まれたので、親の負担を減らしたい


ちょうど下の子が産まれたということもあり、保育園の準備などは正直手が回らない部分もあったので、少しでも自分でしてくれたら助かるなという思いがありました。


もちろん、自立をするということは子の成長にとっても大切なこと!
でも親としては、ちょっとでもラクしたいというのが本音だよね(笑)
言葉で示すよりも、「見える化」することが幼児には効果的


大人でもそうですが、言葉で「あれこれして」と言われるよりも、やることを整理し「見える化」した方が理解しやすく、行動にも早く移せたりします。
親も朝のバタバタの時間に毎回同じことを言うのは疲れるので(笑)、身支度を自然と自分でできるまでは、まずは「おしたくボードを見る」ことでやるべきことを自分の頭でも整理・理解し、それがいつの間にか習慣化されたら良いなと思っていました。
ダイソー(百均)商品でのおしたくボードの作り方
そこで、ダイソー(百均)でおしたくボードを手作りしてみることにしました。
ダイソーで作るおしたくボードの概要
じゃじゃん!こんなものです。10分くらいで作れます(笑)


材料(全てダイソー)
材料は以下の通りです。
・(ミニ)ホワイトボード
・マグネットシート
・磁石
・シール
※我が家は、シールは家にあったお気に入りのもの(ダイソーではない)を使用しました


ダイソー(百均)でのおしたくボードの作り方
工程① マグネットシートに身支度内容を書く


我が家は、朝と帰宅後に分けて書きました。
内容は以下の通りです。
<朝>
・顔洗い
・はみがき
・保育園の準備(着替えやタオルなどをかばんにいれる)
※朝に区分していますが、実際は夜寝る前にしてしまうことが多かったです。
・着替え
・トイレに行く
<帰宅後>
・手洗い
・洗濯ものを出す
朝だけでも良いかなと思ったのですが、帰ってから洗濯ものを出して洗濯機にいれてもらうと、私がラクなので、「帰宅後」の項目も入れることにしました。


せっかくだから楽しみながらしたいよね!
工程② 子供が好きなシールを貼る


我が家の場合は、子供が好きな動物のシールを貼って、「身支度ができるとそのシールを横にどけて、動物が顔を出す」という仕組みにしました。
これだと声掛けをしやすく、
「ペンギンさん、今日はおはようできてるかな?」というと、(あっあの身支度していない!)と本人が思い出し、身支度を始める・・・という動作を親子ともに楽しみながらすることができました。
工程③ 磁石を置く
先ほどの工程②で貼ったシールの上に磁石を置きます。
工程④ タイトルを書くなど、体裁を整える
タイトルは私は面倒だったので直接ホワイトボードの書きましたが、センスがある人は画用紙やマグネットシートなどを使っておしゃれにすることもできると思います!
おしたくボードを作った後の、子供(3歳・年少)の反応・効果
まずは意識付け → 自分でおしたくをすることには前向き!


まずは、子供に以下のような言葉で意識付けさせました。
「年少さんになって、保育園でもお兄ちゃん・お姉ちゃんの仲間入りしたよね。
保育園でも、自分のことは自分でできるようになろうねって先生も言ってると思う。
ママも手伝うから、家でも自分のこと自分でやれるかな?頑張ろっか!」
そう話すと非常に前向きな反応でした。


子供って、期待されると嬉しいし頑張りたくなるんだよね!
おしたくボードを見せると、大喜び


新しいおもちゃを見るようなテンションで、喜んでいました(笑)
そして、「大好きな動物の顔を身支度したら見れる」という仕組みも気に入ったみたいで、押したくボードを初めて見せたときは、何度も何度も磁石を動かして遊んでいました。


単純な作りだけど、喜んでもらえてよかった~。
おしたくボードを使ってみての効果


最初は、おしたくボードの存在を忘れてしまうときもありましたが、
「ペンギンさんにおはようしたかな?」
「アルパカさんが、『早くお顔を出してよ~』と言ってるよー」
など、おしたくボードの動物たちを使って、身支度を促したりしました。
すると、徐々に習慣化されるようになりました。


「見える化」「ゲーム感覚で楽しむ」を意識した仕組みにすると、幼児の定着率があがるよね!
そして、今(年中)では、おしたくボードは使わずとも、頭の中ですべきことが整理されるようになり、基本的には自分でできるようになりました。
(と言ってもフォローすることも多々ありますが(笑))
まとめ ~安価で、親も子も楽しく身支度できるのでおすすめ!~
朝のバタバタしているときに、親も子を怒りたくないですよね。
おしたくボードは楽しみながらできるので、本当におすすめです!


そして何といっても、ダイソーでできる、しかも10分もあればできるものなので、迷われている方は一度作ってみても良いと思います!
「そんな作る暇もない」「でも自立してほしい!」という方は、オンラインでも購入できますので、ポチってしまうのもありだと思います。(見栄えがよいのは確実です(笑))


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以上、どなたかの参考になれば嬉しいです。
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