次男が七田式プリントAを2歳9ヶ月から始めて数ヶ月が経ちました。
元々は3歳半頃(年少入園くらい)から始めようと思っていたのですが、長男が七田式プリントBをやっているのを見て「自分もやりたい!」と言うようになったのがきっかけです。
今日は、七田式プリントAを2歳9ヶ月で初めてみた結果どうだったかを紹介したいと思います。



結論から言うと、子供に毎日「早くプリントする!!」と急かされるほど、楽しんでいるよ(笑)
七田式プリントの魅力
まず最初は、七田式プリントの魅力をお伝えしていきたいと思います。
約10ヶ月分の教材が確保でき、日々の教材準備がラクになる


七田式プリントは、通信教育ではなく、一括で教材が届くシステムです。
1日3枚ずつ進めることが推奨されているので、既定のペースで進めると約10ヶ月分(240日分)の教材が確保されることになります。
長男は年少からゆるくワーク類を始めたのですが、教材を用意するのが地味に面倒でした。



ちゃれんじやZ会もやっていたけど、届いた日に一気に終わらせたりするので、毎日やる教材がなかったのよね。。


七田式プリントは、その点10ヶ月分(240日分)が届くので、当面の教材選びに悩まなくて良いです。
七田式プリントを毎日の学習のベースにして、他にやりたいことがあればプラスでやれば、未就学児は十分だと感じます。



七田式プリントAが全て終わったときにやる、修了テストもついているよ!
3分野(ちえ・もじ・かず)から1日1枚ずつで、バランスが良い


内容は、もじ・ちえ・かずの3分野のプリントになります。
※Vol.1~Vol.10まで3分野×10冊(1冊につき24枚)がついています。
- 「ちえ」考える力を育てる
(例)社会の常識、色や物の名前の認識、運筆の練習、右脳を使う図形問題など - 「もじ」読み書き力を育てる
(例)言葉(名前や動詞など)の認識、文字の認識など - 「かず」:数学力を育てる
(例)数の基礎概念、数字の文字の認識など
バランスの良い問題が取り揃えられた七田式プリントA~Cを小学校入学前に進めていけば、国語と算数を基軸とした入学時に必要な基礎的学力がつくと思います。
問題が良質
実際に問題をご覧ください。


こちらは七田式プリントAが始まったとばかりの「バナナを見つけて色を塗る」という問題。
- バナナがどれかを認識する
- バナナが何色かを認識する
- 色を塗る
という工程が必要になってきます。簡単なようで、子供も少し頭をひねる必要があります。



ちなみにバナナの色を塗ったあと、塗り絵好きの2歳児は他の果物も全部塗りつくしました(笑)


こちらは初期の「もじ」の問題で、「モーモーと鳴くもの」を選ぶという問題。
牛を単に選ぶだけでなく、鳴き声から選ばせるというのが一ひねりあって面白いですね。


こちらはかずの問題で、「おおきい」「ちいさい」などの概念を理解して選ばせるというもの。
日常生活でもよく使う言葉ですが、改めて問題として解くことで、認識が確かなものになりますし、これからの日々の生活の中でも”意識的に何かを見る”ことにもつながると思います。
プリント式&カラーで、小さい子でも取り組みやすい
市販のワークは冊子のものもあると思いますが、特に小さい子は冊子だと取り組みにくいんですよね。
また、細かいですが、「プリントを自分でちぎる」という作業も子供にとっては楽しいようです。
あとは、カラー&絵もシンプルで、子供にとっても馴染みやすいのもポイントです。
値段が安い
人気の幼児教材と比較してみます。
1ヶ月あたりの費用 | 教材内容 | |
---|---|---|
七田式プリントA | 1,430 円 (10ヶ月:14,300円) | もじ・ちえ・かずのプリント |
こどもちゃれんじ ほっぷ | 1,980円(12ヶ月:23,760円) | キッズワーク、絵本、知育教材(玩具)、DVDなど |
Z会 年少 | 1,870円(12ヶ月:22,440円) | かんがえるちからワーク、ぺあゼットなど |
七田式プリントはプリントだけなので安くなるのは当然なのですが、良質な問題の教材が10カ月分手に入るというのはなかなかコスパが良い気がします。



「絵本や付録は要らないけど、ワークをしっかりさせたい」人には七田式プリントがオススメ!
また、市販のワークでも1冊1000円近くすることを考えると、七田式プリントの方が安価です。(手間もかかりません)
なお、長男のときにこどもちゃれんじとZ会をやっていましたが、難易度的には七田式プリントAの方がやや上だと感じます。
七田式プリントAは何歳から?2歳は早い?始める目安とは
公式では2歳半~で、ある程度の運筆力が必要
七田式プリントAの始める目安は「2歳半~」となっており、能力的な目安としては以下だと謳われています。
- 鉛筆が持てる
- 〇×が書ける
- 点と点を線で結べる
- 大小、長短が分かる
ちなみに、七田式プリントAは他教材の年少相当、Bは年中相当、Cは年長相当のイメージです。
余裕を持って始めた方が、子供の学習習慣はつきやすい
個人的には、「少し簡単かな?」くらいのレベルから、余裕を持って始めた方が良いと思っています。
長男はプリントBを4歳で始めましたが、ちょっとくらい簡単な方が本人の自信がつきやすく、ワーク類に対するハードルが低くなり、学習習慣がつきやすくなると感じました。
ただ、本当に子供のタイプによると思います。
- 女の子で机に向かって何かをすることが好きな子供
- 兄弟が勉強するのを見て「自分も!」とプリントをしたがる子供
- ちょっと難しいくらいの問題の方がやる気になる子供
などは、目安さえクリアしていれば、2歳半前後から始めても問題ないと思います。
プリントAの途中から文字の読み書きが始まる
2歳半から進めると、多くの子供は初期の概念的なところは問題なく進められると思うのですが、途中からレベルがあがったときに「難しい」と感じる子供も出てくると思います。


例えば、「もじ」では、A-3辺りから、本格的な読みの問題が始まってきます。


「かず」では、数字の書きもA-4辺りから始まります。
特に「書き」については個人差が出てくると思うので、もし子供が「難しい」と言うようであれば、
- 一旦七田式プリントAはストップして、もう少し運筆力がついたら戻ってくる
- 「書き」の問題だけ飛ばして、できる問題だけ進めるようにする
など、臨機応変に進める必要はあると思います。
2歳9ヶ月で七田式プリントAを始めた感想
子供がとても楽しんで机に向かう習慣ができた
兄が勉強する姿に惹かれて本人の希望で2歳9ヶ月から七田式プリントAを始めてみました。
「少し早いかな?」と思っていたのですが、とにかくとても楽しんでいます!
兄よりも前向きで、少しでも時間があると「プリントしたいな~」と言い始めます(笑)
楽しんで机に向かって何かをする、という習慣ができたように思います。
運筆がまだ弱いので、クレヨンやくもん4B鉛筆を使用
一番課題に感じているのは、運筆力が弱いこと。HBの鉛筆を持たせると、消え入りそうな薄さです(笑)
運筆力をつけるためには、まずは鉛筆ではなくクレヨンでしっかりと力を入れて描けるようになると良いと聞きます。
なので、七田式プリントAもクレヨンで回答したり、あとは本人が鉛筆が良いと言ったときはくもんの6B鉛筆を使うようにしています。
くもんのさんかくくれよんは、太くて三角だから持ちやすいし、手が汚れず本当にオススメ!
書き始めは6Bなど濃い鉛筆から始めると、良いよ!
1日3ページにこだわらず子供がやりたいだけ
公式では1日3ページ以上やると飽きがくる可能性があるので、1日3ページを毎日繰り返すことが大切だと謳われています。
ただ、理性がきかない2歳児なので「もっとやる!」と言われたら静止するのが難しいです(涙)
なので、2歳児の次男に関しては、本人がやりたいだけやらせています。



1日10ページ以上一気にやってしまうときもあるけど、本人が楽しそうだから「まぁいいか」と思っているよ。
2歳児が毎日楽しんで取り組めていて、とてもオススメ!
いつの間にか学習習慣をつけれるよ。
まとめ
以上、七田式プリントAの感想や、始める目安などについて紹介しました。
・七田式プリントは問題が良質かつバランス良く学習でき、コスパも良いのでオススメ
・2歳9ヶ月~でも十分楽しんで取り組んでいる
・少し簡単なレベルくらいから始める方が子供の自信はつきやすいが、子供の性格とある程度の運筆力が揃っていれば2歳半前後からでも良いと思う
・ただ、プリントAの中盤から難易度があがるので、少しつまずいたら臨機応変に対応要
兄弟二人とも七田式プリントに取り組んでいる親としては、七田式プリントは未就学児の基礎学力を築き、学習習慣をつけるのにはとても優れた教材だと思います。
是非、未就学児の学習のベースに活用してみてくださいね!
以上、少しでも参考になれば嬉しいです。






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